結婚式スピーチの目的

結婚式でのスピーチの目的って何だと思いますか?簡単なことで新郎・新婦を引き立たせればいい、ただそれだけなんです。新郎・新婦の人柄を、出席している人たちにうまく伝えること。何を話したら、うまく伝えることができて、喜ばれるのか。それを押さえておけば、スピーチも心配する必要はありません。新郎・新婦の人柄の紹介の仕方や、ほめ方のポイントをグッと押さえて、心温まるなごやかなムードのスピーチになればいいので話すのが苦手な人でも大丈夫です。
ちゃんと下準備をして、何度も口に出して練習することでスピーチはうまくできます。流暢に話すことよりも、心のこもった内容のスピーチのほうが、何倍も喜ばれます。結婚式のスピーチは、たいてい遅くても結婚式の一ヶ月前くらいには頼まれるものです。その一ヶ月の間に、どんなスピーチをしたらいいかイメージを固めていきましょう。しかし、この一ヶ月間ずっとスピーチの内容を考えている必要はないのです。むしろ、ガチガチにスピーチのことで頭をいっぱいにしているよりも、どんな服装をしようかな、髪型はどうしよう、そんなことも考えながら、自分が会場でスピーチしている姿を想像する、イメージトレーニングが大切なんです。イメージトレーニングを繰り返すことによって、自分自身に自信も持てるでしょうし、いきなり本番!というよりは心の準備もできるというものです。スピーチを苦痛に考えないためにも、楽しんで準備を進めるということが大切です。

結婚式 スピーチ 心に残る感動スピーチ

結婚式 スピーチで心に残るスピーチとは、うまい言葉をペラペラと話せばいいというものではありません。話をすることが苦手な人が、一生懸命スピーチをしている姿が、感動や微笑を招くこともあります。それに、少々言葉に詰まったからといって、出席者は笑ったりしませんから大丈夫です。話下手だと思っている人は、本当は話下手なのではなくて、人前で話すことに慣れていないだけだという人が多いのです。そのため、人前で話すとなると緊張して頭が真っ白になってしまうので、自分は話が下手なんだと思い込んでしまっているだけ、ということもよくある話です。実際は決して話下手だというわけではないので、自信を持つことが大切です。だって、普段友達と話すのは平気でしょう?スピーチとなれば、さすがに友達と話すのとは違うと思いますけど、そのくらいの気持ちで考えればいいということです。話がうまくできなくて、途中で言葉に詰まってしまったとしても、それはそれで『頑張って!!』と応援したくなるものです。
またスピーチには、その人の立場というものがあります。自分の立場をわきまえたスピーチということが大切です。自分が新郎新婦にとって友人代表というかたちであれば、普段の付き合いで知った新郎新婦の性格であったり、自分とはどのような付き合いであるかなどを簡単に話すようにします。上司などであれば、結婚してからのアドバイスなどを人生の先輩としての言葉を送るでしょうし、親類であれば参列者の人たちへのお礼の言葉などを送るのも忘れないようにしなければなりません。あまり友人代表から偉そうな内容や、結婚観などを語っては年配の方にあまりいい顔をされない場合もあります。それと、友達だからといってあまり上目線でのスピーチなどはやめましょう。あくまでも新郎新婦をたてるというのが正しいスピーチのかたちです。

結婚式スピーチの注意点

結婚式スピーチは、内容ばかりを気にするのではなく、自分の番が来たときにマイクの前に立つときや、表情、それに態度にも注意を払う必要があります。そして、相手の関係者が不安になるような内容や、不審に思われる内容は絶対に避け、お似合いの二人なので結婚して嬉しい、というような穏やかな内容にしてください。新郎新婦の関係者は、スピーチする人を見ることで新郎新婦の人間性や生活ぶり、交友関係を見ているわけですから、ただスピーチの内容だけを聞いて判断するわけではないからです。無理する必要はありませんが、常識的な、悪印象を与えない振る舞いを心がけなくてはなりません。一般的な社会人の方であれば、普通にしていれば何も問題ないと思いますので、あまりに意識しすぎて硬い感じになってしまうことのないようにほどほどにしましょう。
■スピーチの時間は短くだいたいの目安は、3〜5分とされています。当然なのですが、どんな良い感動するスピーチだとしても長ければ、周りも飽きます。
■ことわざや格言は、意味を調べて使用する。普段使っていることわざでも実際意味が違っていたりします。うっかり使ってそれが、お祝い事に向かない言葉だと大変なことになりますので、使用する際は前もって調べて使用しましょう。
■花にも注意。よく花嫁を花にたとえることがありますが、花言葉によってはあまり良くないものもあります。もし、どうしても使いたい場合は、上手く花言葉の意味を添えるか「花のようにキレイな○○○さん」と言うぐらいに抑えた方が良いでしょう。
■親や肩書き等は言わない。特に新郎新婦の家柄が良い場合や医者等の権威のありそうな仕事についている場合に、そのようなことを言う人もいますが、「新郎新婦」はそんなことは関係がないはずです。
■相手の立場を考える。近年は、「再婚」と言うのは珍しくなくなっています。しかし、スピーチなどで「再婚」というキーワードを使うのは考えものです。例え上手い具合に「今度の結婚では・・・・」等と言っても同じ事をいっているのと変わらないので注意しましょう。
また若い夫婦での「若い」と言う言葉の連発や、新郎より年上の新婦に関しての「姉さん女房」等といった発言も、相手が気にしたり傷付いたりするので注意が必要です。

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